M42 オリオン大星雲中心部

2004年11月23日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
直焦点3910mm(F11)
露出30秒を4枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO800

ホワイトバランス  オート
天体用赤外カット&NRF-JPNフィルター

 M42オリオン大星雲ではたくさんの星たちが生まれつづけています。中心で輝く白い光はトラペジウムとよばれる生まれたばかりの四重星です。赤い星雲の光は、こうした生まれたばかりの星たちの放つ紫外線によって電離した水素ガスが放っているものです。この水素ガスから、これからも星がどんどん生まれつづけていくことでしょう。また、この画像からダストが暗黒星雲になっているところと、星の光を反射して青い反射星雲になっているところがあることも分かります。(オリオン座の散光星雲1300光年)