NGC7027

2008年8月8日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
直焦点3910mm(F11)
露出10秒を3枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO800

ホワイトバランス  オート
UIBAR&NBN-PVフィルター

 惑星状星雲のなかでも比較的若い「原始惑星状星雲」とよばれる種類の天体です。見かけの大きさは15″程度で木星の半分もありませんが、ふたつに割れた構造をしていることがわかります。チリの密度がまだ相当に高いのでしょう、中心星を見ることはできません。しかし、いずれチリは吹きはらわれ、放出されたガスが白色矮星となった中心星からの紫外線によって美しく輝くようになるのでしょう。(はくちょう座の惑星状星雲3580光年)