35cmシュミットカセグレン望遠鏡
直焦点3910mm(F11)
露出30秒を8枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO800
ホワイトバランス オート
UIBAR&NBN-PVフィルター
“土星状星雲”として知られる惑星状星雲NGC7009です。内部構造はみえていますが、“土星状星雲”と呼ばれるからには、あの美しいリングがあるはずです。どこにあるのでしょう。レデューサーを使用しF7に明るくして、ISOを1600、さらに露出時間を1分に延長・・・つまり実質8倍に明るさで撮影してみました。すると・・・
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
レデューサー
合成焦点距離2485mm(F7)
露出1分を10枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO1600
ホワイトバランス オート
UIBAR&NBN-PVフィルター
たしかにリングのように赤い突起が見えています。本体も楕円形で土星にそっくりです。まさに、惑星状星雲、いや“土星状星雲”の名にふさわしい天体であります。この赤い突起が意味していることは、多くの惑星状星雲にみられる双極構造が、この星雲にもあるということでしょう。