ティコ付近

2001年4月4日21時50分
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
LA26mm
ニコンクールピクス990
 コリメート撮影

ホワイトバランス  太陽光

 このあたりはクレーターだらけですが、クレーターの多くは風化していてティコだけが目立っています。太陽風や宇宙のチリなどによるものでしょう、真空なはずの月にも風化現象はあるんですね。小さなクレーターほどはっきりしていて新しいようです。このことから地球近傍では、小さな隕石の割合が徐々に増えていったのだろうと考えられます。・・・ティコの強烈な光条と大きさから、このクレーターが新しいにもかかわらず、大きな隕石が超高速で衝突し、大爆発が起こったであろうと思えるのです。