NGC2158

2005年2月13日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
レデューサー
合成焦点距離2485mm(F7)
露出5分を4枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO1600

ホワイトバランス  オート
天体用赤外カット&NRF-JPNフィルター

 ふたご座の散開星団M35のすぐ近くにぼんやりと見えている天体・・・よく見るとチリチリとしていて星団であることが分かります。眼視では星々がチリチリと三角形に集まったように見えますが、この写真ではそれらの星々がずいぶん明るい星として写っています。視直径は5分角程度と小さいのですが、写真にとらえるとごらんの通り、さらなるすごい星数の密集した星団であることがはっきりします。まるで、球状星団のようです。星の年齢も比較的高齢で、球状星団に近く「中間年齢の星団」と考えられています。たまたまM35のすぐ近くに見えていますが、実はその6倍も遠くにある天体です。(ふたご座の散開星団16000光年)