NGC206

2007年10月21日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
レデューサー
合成焦点距離2485mm(F7)
露出8分を6枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO1600

ホワイトバランス  オート
UIBAR&NRF-JPNフィルター

 中央の雲状でツブツブ感のある天体がNGC206です。230万光年もの彼方にあるアンドロメダ銀河M31の渦巻腕の中、その南端近くにある星の大集団・・・スタークラウドです。およそ2900光年×1400光年の大きさの光のかたまりの中に太陽の1万倍以上も明るい星が200~300個あると考えられていますが、それがツブツブした感じに見えているのでしょう。暗い星にいたっては数えきれないほどあるだろうと考えられています。一般的な散開星団の直径が数10光年であることを考えると、その100倍・・・体積にして100万倍ということになります。

 まれにみる星の巨大集団・・・なんとなく、こういうところにはETがたくさんいて、交信し合っているような気がするのですが・・・。でも、私たちには交信は無理・・・光ですら片道230万年もかかるのですから・・・私たちはこの銀河系で生きていくしかないのです。(アンドロメダ座のスタークラウド230万光年)