M8 干潟星雲

2009年8月16日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
レデューサー
合成焦点距離2485mm(F7)
 5分露光を3枚コンポジット合成(加算平均)
ASTRO 50D(冷却 EOS 50D)
ISO3200

ホワイトバランス  オート
NBN-PVフィルター

 M8干潟星雲にひそむ「砂時計」が画像中央に見えています。M8自体、星団を伴った巨大なHⅡ領域であることは間違いありませんが、流れるような構造のガス、もくもくとした構造のガス、切り裂いて流れるように見える暗黒帯、ちぎれたように浮かぶ暗黒のダスト、こうした光景を照らし出す散開星団NGC6530の星たち・・・これでも実径40光年にもおよぶ巨大星雲の一部なのです。(いて座の散光星雲2500光年)