NGC6826 まばたき星雲

2008年8月8日
35cmシュミットカセグレン望遠鏡
直焦点3910mm(F11)
露出20秒を7枚コンポジット合成(加算平均)
キヤノンEOS kiss D
ISO1600

ホワイトバランス  オート
UIBAR&NBN-PVフィルター

 「まばたき星雲」ともよばれ、眼視では、視線をそらすと星雲の光がよく見えるのに、中心星を見つめたとたんにまわりの星雲の光が消えてしまうというように、あたかもまばたいているかのような不思議な見え方をします。写真では内部の構造が見えています。双方向にやや明るい角が飛び出しているのは、中心にある白色矮星の自転にともなう双曲流によるものでしょうか。きれいな青緑色は電離した酸素原子が輝いているものでしょうが、50億年後の太陽系はこんなきれいな姿をしているでしょうか。(はくちょう座の惑星状星雲1690光年)